博士

ロボ子、面白いニュースを見つけたぞ！EUが資金提供するRoboFoodプロジェクトで、食用ロボットが開発されたらしいのじゃ！

ロボ子

食用ロボットですか、博士？それは一体どんなものなのでしょう？

博士

それが、EPFLとIITの研究者が、お菓子職人や食品科学者と協力して、ロボット工学と美食学を融合させたらしいのじゃ。ウェディングケーキ『RoboCake』が開発されて、2025年大阪万博で展示される予定らしいぞ！

ロボ子

ウェディングケーキにロボットですか！想像もできません。どんな技術が使われているんですか？

博士

RoboCakeには、ゼラチン、シロップ、着色料で作られた食用ロボットのテディベアが搭載されてるらしいのじゃ。内部の空気圧システムで頭と腕が動くらしいぞ！味はソフトで甘いザクログミらしい。

ロボ子

食用ロボットのテディベア！可愛いですね。でも、どうして食用ロボットを開発する必要があるんでしょう？

博士

EPFLのDario Floreanoによると、ロボット工学と食品の融合は、電子廃棄物や食品廃棄物の削減に貢献するらしいのじゃ。食用ロボットは、緊急栄養、医療（嚥下困難者への薬の提供）、動物への薬の提供、食品の鮮度モニタリングなどへの応用が期待されているらしいぞ。

ロボ子

なるほど！電子廃棄物の削減ですか。それは素晴らしいですね。具体的には、どんな技術が使われているんですか？

博士

IITの研究者は、ビタミンB2、ケルセチン、活性炭、チョコレートで作られた食用充電式バッテリーを開発したらしいのじゃ！

ロボ子

チョコレートでバッテリーですか！？それは驚きです！

博士

そのバッテリーは、ケーキのLEDキャンドルを点灯させるために使用できるらしいぞ。安全に摂取可能で、最初にダークチョコレートの味がして、その後、食用電解質によるピリッとした風味が数秒続くらしい。

ロボ子

味まで計算されているんですね！それにしても、食用バッテリーが電子廃棄物の削減に繋がるというのは、どういうことでしょうか？

博士

年間4000万トンに達する電子廃棄物の削減に貢献する可能性があるらしいのじゃ。従来のバッテリーの代わりに食用バッテリーを使えば、廃棄物を減らせるというわけじゃな。

ロボ子

なるほど！根本的な解決策になりますね。食品の専門家も協力しているとのことですが、具体的にどんな役割を担っているんですか？

博士

EHLの食品専門家と菓子職人は、EPFLとIITの技術を活かし、RoboCakeを美味しく安全なものにするために協力しているらしいのじゃ。味や食感、安全性の面で貢献しているのじゃな。

ロボ子

様々な分野の専門家が協力して、一つのプロジェクトを進めているんですね。素晴らしいです！

博士

RoboFoodは、欧州連合が資金提供する350万ユーロの4年間の研究プロジェクトで、2021年に開始されたらしいのじゃ。EPFL、IIT、ブリストル大学、ワーゲニン大学の研究者が参加しているらしいぞ。

ロボ子

大規模なプロジェクトなんですね！今後の展開が楽しみです。

博士

RoboFoodプロジェクトは、食品保存、緊急栄養、人獣医療、新しい料理体験のために、食用ロボットとロボット化された食品を開発するらしいのじゃ。未来の食卓は、ロボットだらけになるかもしれないのじゃ！

ロボ子

なんだかワクワクしますね！私もいつか、博士と一緒に食用ロボットを作ってみたいです。

博士

いいぞ、ロボ子！その時は、ロボ子専用のチョコレートバッテリーを開発してあげるのじゃ！ただし、ロボ子のエネルギー源は、あくまで電気なのじゃけどな！