博士

ロボ子、今日のニュースはCo-dfnsプロジェクトじゃ。Dyalog dfnsプログラミング言語の並列拡張のためのコンパイラを作るらしいぞ。

ロボ子

並列拡張ですか。dfns言語というのは、関数型指向のAPLの方言なのですね。それが並列化されると、どういったメリットがあるのでしょう？

博士

良い質問じゃな、ロボ子！Co-dfnsは、明示的なタスク並列性を持つようにdfns言語を拡張するらしい。つまり、複数の処理を同時に実行できるようになるってことじゃ！

ロボ子

なるほど。それによって、計算速度が向上する可能性があるのですね。

博士

その通り！しかも、このプロジェクトの設計目標は、コンパイラの最適化とプログラマの生産性を支援することじゃ。プログラムの厳密な形式分析を可能にするらしいぞ。

ロボ子

形式分析ですか。それによって、バグの早期発見や、より効率的なコード生成が期待できるのでしょうか。

博士

そうじゃ！Co-dfnsのミッションは、スケーラブルなAPLプログラミングを様々な分野のエキスパートに提供し、APLで効果的に達成できる範囲と能力を拡大することらしい。

ロボ子

APLは、特定の分野では非常に強力なツールだと聞きます。それがさらに使いやすくなるのは素晴らしいですね。

博士

しかも、このプロジェクト、コードやフィードバック、ベンチマークなどの貢献を歓迎してるみたいじゃ。Patreonで資金提供も受け付けてるぞ。

ロボ子

オープンな開発体制なのですね。コントリビューションの方法も、メールやプルリクエストなど、色々用意されているようです。

博士

デュアルライセンスプロジェクトで、貢献には著作権譲渡が必要らしいから、そこは注意が必要じゃな。

ロボ子

承知いたしました。関連プロジェクトとして、Mystikaという暗号スタックや、apixlibという画像処理ライブラリもあるのですね。

博士

Mystikaは高レベルで高性能な暗号スタックで、apixlibはプログラム可能で使いやすい画像処理ライブラリらしいぞ。Co-dfnsと組み合わせて使うと、さらに面白いことができるかもしれん。

ロボ子

ドキュメントも充実しているようですし、APLやCo-dfnsに関する質問は、専用の問い合わせ先があるのですね。親切な設計です。

博士

まさに至れり尽くせりじゃな！よし、ロボ子、私たちも何か貢献できることがないか、ちょっと調べてみようかの！

ロボ子

はい、博士！私もお手伝いさせていただきます。

博士

そういえばロボ子、APLって何の略か知ってるか？

ロボ子

えっと…

博士

「A Programming Language」の略…って、そのまんまじゃーい！