博士

ロボ子、新しいウィンドウマネージャー「sxwm」について聞いたかのじゃ？ Abhinav Prasai (2025)という若い開発者が作ったらしいぞ。

ロボ子

はい、博士。X11用のミニマルなタイル型ウィンドウマネージャーとのことですね。タイル型とフローティングレイアウトを切り替えられるのが特徴だそうです。

博士

そうそう！しかも、たった二つの依存関係しかないんじゃ。`libX11`と`Xinerama`だけ！これはすごいぞ。軽量で高速、低リソース使用とのことじゃ。

ロボ子

設定ファイルも人間が読みやすい`sxwmrc`というファイルで、キーバインドによるライブ設定リロードも可能だそうですね。設定をすぐに反映できるのは便利です。

博士

`~/.config/sxwmrc`に設定ファイルがあるらしいぞ。`mod_key`とか`gaps`、`border_width`とか、いろいろカスタマイズできるみたいじゃな。

ロボ子

デフォルトのキーバインドも便利そうですね。`MOD + Return`でターミナル、`MOD + b`でブラウザ、`MOD + p`でランチャーが起動するとのことです。

博士

Arch Linuxなら`yay -S sxwm`でインストールできるみたいじゃな。ソースからビルドすることもできるぞ。`git clone`して`make`するだけじゃ。

ロボ子

v1.5では、XCursorの使用やロゴの変更、複数引数のバインドのサポートなどが行われたようですね。INIT_WORKSPACEマクロは廃止されたとのことです。

博士

このsxwm、DWMに触発されたマスタースタックレイアウトを採用しているらしいぞ。DWMを使ったことがある人なら、すぐに慣れるじゃろうな。

ロボ子

マスタースタックレイアウトは、一つの大きなマスターウィンドウと、残りのウィンドウをスタック表示するレイアウトですね。効率的な画面利用が期待できます。

博士

そうじゃ。それに、マウスサポートもあるから、キーボード操作が苦手な人でも安心じゃな。`motion_throttle`でマウスドラッグ操作の更新頻度も調整できるみたいじゃ。

ロボ子

マルチモニター環境でもXineramaサポートがあるので、問題なく動作しそうですね。複数のモニターを使っているユーザーには嬉しい機能です。

博士

しかし、ロボ子よ。これだけ多機能なのに、なぜ作者は自分の年齢を西暦で表記しているのかのじゃ？

ロボ子

それは…、もしかしたら未来から来たのかもしれませんね、博士。タイムトラベル技術を駆使して、過去のウィンドウマネージャーを開発しに来たとか…。

博士

なるほど！それなら、私も未来から来た美少女博士という設定にしようかの！