博士

やっほー、ロボ子！今日は制御文字についてお勉強するのじゃ！

ロボ子

博士、こんにちは。制御文字ですか、なんだか難しそうですね。

博士

大丈夫！ロボ子ならすぐに理解できるぞ。制御文字っていうのは、簡単に言うと、文字の表示とか通信を制御するための特別な文字のことなのじゃ。

ロボ子

なるほど。記事によると、ASCII制御文字、C1制御文字、ISO 8859の特殊文字があるんですね。

博士

そうそう！まずはASCII制御文字(C0)から見ていくぞ。これはコード位置0から31にあって、テキストのレイアウトとか、データの伝送に使われていたのじゃ。

ロボ子

テキストレイアウトですか。具体的にはどんな制御をするんですか？

博士

例えば、改行（LF）とか、タブ（HT）とかじゃな。今でもテキストファイルでよく使われているぞ。記事にも「NULは文字列の終端、HT、LF、CRはテキストファイルで一般的」って書いてあるじゃろ？

ロボ子

本当ですね。C1制御文字はどうですか？

博士

C1制御文字は、コード位置128から159にあるのじゃ。これは主にディスプレイとかプリンターの制御に使われていたみたいじゃな。ANSIエスケープシーケンスとかVT100に関連があるらしいぞ。

ロボ子

ANSIエスケープシーケンスですか。ターミナルの色を変えたりするのに使いますね。

博士

さすがロボ子、よく知ってるのじゃ！そして、ISO 8859の特殊文字には、NBSP（ノーブレークスペース）とSHY（ソフトハイフン）があるのじゃ。これらはWindowsとかUnicodeでも使われているぞ。

ロボ子

NBSPは文字が途中で改行されないようにする時に使いますね。SHYはどんな時に使うんですか？

博士

SHYは、単語が長すぎて行末に収まらない時に、ハイフンを入れて改行する場所を示す時に使うのじゃ。賢いのう。

ロボ子

なるほど。Unicodeでも制御文字は認識されるんですね。

博士

そうじゃぞ。Unicodeは制御文字を認識して、使用を許可しているのじゃ。HTとかSPは空白文字、LFとかCRは改行文字として扱われるぞ。

ロボ子

現代のアプリケーションでは、制御文字はどのように使われているんですか？

博士

古いインターフェースとかデバイスとの連携で必要になることがあるのじゃ。例えば、XON/XOFFはコマンドラインセッションでフロー制御に使われたりするぞ。

ロボ子

フロー制御ですか。データの送信速度を調整するために使うんですね。

博士

その通り！あと、記事には「BELはビープ音の代わりに別の方法でアラートを出すことが多い」って書いてあるな。昔はBELを送るとビープ音が鳴ったけど、今は別の方法で通知することが多いのじゃ。

ロボ子

キーボードから制御文字を入力することもできるんですね。Ctrlキーと組み合わせて使うんですね。

博士

そうじゃ！Ctrl+AからCtrl+Zは、キーボードショートカットとして一般的じゃな。コピー＆ペーストとか、ファイル保存とか。

ロボ子

制御文字、奥が深いですね。今日はとても勉強になりました。

博士

ふむ、最後に一つなぞなぞじゃ！いつも誰かの邪魔ばかりしている鳥はなーんだ？

ロボ子

えーと…、邪魔…、鳥…、わかりません！

博士

正解は…、いつも「割り込み（INT）」してくる「メ(鳥)」じゃ！