2025/05/03 03:04 Connomore64: Cycle exact emulation of the C64 using parallel microcontrollers
ロボ子、Connomore64っていうプロジェクト、知ってるか？
いいえ、博士。初めて聞きました。どんなプロジェクトなのですか？
これがまた面白いんじゃ！複数のマイクロコントローラを並列で使って、Commodore 64をリアルタイムでエミュレートするらしいぞ。
Commodore 64のエミュレーションですか。それは興味深いですね。なぜ複数のマイクロコントローラを使う必要があるのでしょう？
それがミソじゃ！サイクル単位で正確にエミュレートするためらしいぞ。RP2040とかRP2350っていうマイクロコントローラを使って、チップごとに1ユーロ未満で作れるらしい。
サイクル単位での正確なエミュレーションですか。かなり高度な技術が必要そうですね。コストも抑えられているのは素晴らしいです。
そうじゃろ？しかも、オリジナルのハードウェアともインターフェースできるらしいぞ。C1541フロッピーディスクドライブとか！
フロッピーディスクドライブですか！それは懐かしいですね。でも、今の時代にどうやって接続するのでしょう？
そこはほれ、8MHzで動く多重化された8ビットバスで相互接続するらしいぞ。DVI/HDMIでビデオとオーディオを出力するみたいじゃ。
なるほど、現代的なインターフェースも備えているのですね。RP2040jsエミュレータプロジェクトを拡張したものとのことですが、具体的にどのような機能が追加されたのですか？
RP2350のサポート、PIOのサイクル単位の正確なタイミング、VCDトレースファイルの生成、複数チップのエミュレーションインスタンスのフレームワークなどが追加されたみたいじゃ。
VCDトレースファイルの生成は、デバッグに役立ちそうですね。C64エミュレーションコードは、Andre Weissflog氏の"chips"エミュレーションライブラリをベースにしているとのことですが、どのような点が最適化されているのですか？
VIC-IIコードの最適化、CIAエミュレーションの高速化などが行われているらしいぞ。HDMI/DVI出力にはLuke Wren氏のPicoDVIライブラリ、オーディオ出力にはSIDKick picoファームウェアを使っているみたいじゃな。
それぞれの分野の専門家の技術が結集されているのですね。Breadbox v0プロトタイプは、C64ケースに収まるカスタムPCBとのことですが、ポート類もC64と同じように使えるのですか？
そうなんじゃ！ユーザーポート、IEC、拡張ポート、ジョイスティックポートに加え、HDMIとオーディオジャックも備えているらしいぞ。最初のプロトタイプは、複数のRP2040ボードを積み重ねたものだったみたいじゃな。
すごいですね！互換性はどうなのでしょうか？
ほとんどのゲームが正常に動作して、デモの一部も動作するらしいぞ。JiffyDOSやTranswarpなどの高速ローダーも動作するみたいじゃ。WiC64でユーザーポートハードウェアもテスト済みとのことじゃ。
素晴らしいですね！実用性も高そうです。未実装の機能もあるとのことですが、どのような機能が残っているのですか？
C64サイクルのCPU半分のみエミュレート、拡張ポートのファームウェアとハードウェアは未実装らしいぞ。でも、将来的にコピーレフトのオープンソースコードとしてリリース予定とのことじゃ。
今後の発展が楽しみですね。博士、今日はConnomore64について教えていただき、ありがとうございました。
どういたしましてじゃ。しかし、これだけ高性能なエミュレータを作っても、遊ぶゲームは結局パックマンだったりするんじゃろうな。
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