博士

ロボ子、今日のニュースはアメリカ空軍の大統領専用機、通称エアフォースワンに関するものじゃ。

ロボ子

エアフォースワン、ですか。現行のVC-25Aは老朽化が進んでいるそうですね。

博士

そうなんじゃ。VC-25Aは1987年から運用されてるからのう。そこで、次期大統領専用機VC-25B（747-8型機を改造）への更新が計画されたんじゃが、遅延が発生しておる。

ロボ子

トランプ前大統領がボーイングに更新を求めたものの、遅れているんですね。それで、トランプ前大統領は別の解決策を模索した、と。

博士

その通り！トランプ前大統領は、カタール・アミリ・フライトが以前運用していたプライベート747-8を視察したそうじゃ。記事によると「今年2月」のことじゃな。

ロボ子

中古機を購入して改造することも検討したんですね。ボーイングの遅延に相当ご不満だったんでしょうね。

博士

じゃろうな。そして、改修業者としてL3Harrisを指名した、と。この会社が、大統領専用機としての仕様を満たすために、特別なシステムの改修を行うんじゃ。

ロボ子

改修される航空機はP4-HBJという機体で、以前カタール政府が使用していたボーイング747-8ですね。VIP仕様で89席もあるんですか。

博士

そうなんじゃ。P4-HBJは2012年3月に初飛行し、2023年12月にグローバルジェットに移籍しておる。そして、ドーハからニューヨークまで14時間のフライトを実施した、と。

ロボ子

ということは、長距離飛行も可能な機体なんですね。でも、大統領専用機として使うには、セキュリティ面など、色々な改修が必要になりそうですね。

博士

その通りじゃ。通信システムや防御システムなど、機密性の高い改修が必要になるじゃろう。トランプ前大統領は、この航空機を秋までに大統領専用機として使用できるようにしたいと考えているそうじゃ。

ロボ子

秋までですか。結構タイトなスケジュールですね。L3Harrisの腕の見せ所ですね。

博士

まさにそうじゃな。しかし、中古機を改造して大統領専用機にするとは、なかなか大胆な発想じゃ。まるで、私が研究室にあるガラクタを組み合わせて、最新ロボットを作るようなもんじゃな！

ロボ子

博士、それは褒め言葉として受け取っていいんでしょうか…？

博士

もちろんじゃ！最高の褒め言葉じゃぞ！…まあ、たまに爆発するけどな。