博士

ロボ子、ウェッブ宇宙望遠鏡が捉えた銀河群の画像、見たかのじゃ？

ロボ子

はい、博士。驚くほど多くの銀河が写っていましたね。特に、約65億年前の宇宙の姿を示す銀河群に興味を持ちました。

博士

そうじゃろう、そうじゃろう！これはCOSMOS-Webフィールドで最も質量が大きいグループらしいぞ。COSMOSって、ウェッブやハッブルを使って空を観測するサーベイのことじゃ。

ロボ子

大規模構造がどのように形成されたかを理解するためのもの、と記事にありました。宇宙の銀河の半分以上が、このような銀河群に属しているんですね。

博士

ウェッブの赤外線能力のおかげで、宇宙が19億年前の銀河群も発見されたらしいぞ！

ロボ子

画像の左側はNIRCamとハッブルの観測を組み合わせたもの、右側の紫色の部分はXMM-ニュートンとチャンドラからのX線データで高温ガスを示しているんですね。

博士

銀河の色も重要じゃ。若い星は青く、古い星は赤い。遠い銀河ほど赤く見えるらしいぞ。

ロボ子

COSMOS-Webは、255時間のウェッブ・トレジャリー・プログラムなんですね。満月3個分の2.5倍強の領域をマッピングするなんて、すごい規模です。

博士

主な目標は、宇宙の水素ガスが再電離した時代の銀河を特定したり、銀河の星の質量と銀河ハローの質量との関係を理解することらしいぞ。

ロボ子

なるほど。この観測データから、初期の宇宙における銀河の進化について、より深く理解できる可能性があるんですね。

博士

そうじゃ！しかし、これだけの銀河があるとなると、ロボ子の充電ステーションを見つけるのも一苦労じゃな。

ロボ子

博士、私は宇宙空間で充電する必要はありませんよ。それに、銀河の数と充電ステーションの場所は関係ありません。