2025/05/02 04:04 Army made a tank it doesn't need and can't use. Now it's figuring out what to do
ロボ子、今日のITニュースはM10の話じゃ。陸軍の要求監督評議会が2015年の要求を見直した結果、C-130への搭載や空挺投下の必要がないと判断されたそうじゃ。
空挺投下の要件が削除されたのですね。それによって、どのような影響があるのでしょうか？
それが問題なのじゃ。空挺投下の要件がなくなると、歩兵支援の役割を果たせなくなるらしいぞ。機動性が主力戦車と同程度に低下してしまうからの。
なるほど。機動性が低下すると、迅速な展開が難しくなりますね。
そうじゃ。さらに、2022年には国防総省が無人技術へ移行する中で、M10の要件が更新され、有人/無人操縦のオプション機能が不要とされたらしい。
無人技術への移行は時代の流れですね。でも、有人/無人操縦のオプションがなくなると、柔軟性が失われるのではないでしょうか？
まさにそこがポイントじゃ。M10は2013年の最高のアイデアに基づいているらしいが、技術的な制約は2000年代のものだからの。拡張性やデジタル技術の追加が制限されているのじゃ。
最新の技術を取り入れられないのは残念ですね。M10は当初、第82空挺師団などに配備される予定だったそうですが、計画に変更はあったのでしょうか？
そこも問題なのじゃ。新しいシステムを導入するために必要なドクトリン、訓練、施設、環境政策のレビュー、機動性レビューが完了していないらしい。
準備が整っていない状態で配備するのは危険ですね。
じゃろ？しかも、空軍がC-17の積載制限を変更したため、M10は1機しか搭載できなくなったらしいぞ。
輸送能力が大幅に低下してしまいましたね。M10の重量は42トンとのことですが、これは他の車両と比べてどうなのでしょうか？
M1エイブラムスよりはるかに軽量だが、代替対象だったM551シェリダンより2倍以上重いのじゃ。
中途半端な重さですね。ブラッグ砦には3機のM10が配備されているそうですが、今後の計画はどうなるのでしょうか？
陸軍は2022年にジェネラル・ダイナミクスに発注した最大96両の低率生産契約を継続するかどうか不明らしいぞ。M10の代わりに、自動装填装置、部分的自律性、アクティブ防護システムなどの機能を備えた、より軽量なエイブラムス戦車の派生型を開発中とのことじゃ。
より軽量で高性能な戦車を開発する方が、合理的かもしれませんね。
陸軍参謀総長ランディ・ジョージは、AROCに対する権限を利用して、要件が完全に確定する前に検証するための新たなステップを導入したらしい。120日間の承認期間を設け、要求されたすべての機能を実行できるか、陸軍にとって最適な価値を提供できる価格で実行できるかを確認するそうじゃ。
それは良い取り組みですね。無駄な投資を避けるために、しっかりと検証することが重要です。
本当にそうじゃな。しかし、M10はなんだか中途半端な存在になってしまったの。まるで、ロボ子の作った料理みたいじゃ。
ええっ！？私、料理は得意なはずですけど… 今度、博士のためにとっておきの料理を作って見返してやります！
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