博士

ロボ子、パキスタンでソーラーパネルが爆発的に普及しているらしいのじゃ！

ロボ子

博士、それはすごいですね！記事によると、中国製の安価なソーラーパネルが大量に流入しているとのことです。

博士

そうそう、2024年の輸入量は17ギガワットで、世界第3位らしいぞ。しかも、人々が主導しているのが面白い。

ロボ子

大規模な発電所ではなく、一般家庭に普及しているんですね。要因は何でしょうか？

博士

まず、中国からのソーラーパネルが安いこと。それから、パキスタンの電気料金が過去3年で155%も上がっていること、最後に停電が頻発することじゃな。

ロボ子

なるほど。電気料金の高騰と不安定な電力供給が、自家発電のニーズを高めているんですね。

博士

その通り！導入量は約15ギガワットと推定されていて、ピーク時の電力需要の約半分を賄える計算になるぞ。

ロボ子

政府も後押ししているようですね。ソーラーパネルへの無税措置や、余剰電力を売れるネットメータリングシステムもあるとのことです。

博士

ネットメータリングは約4ギガワットもあるらしい。でも、課題もあるのじゃ。

ロボ子

電力価格の高騰で、太陽光発電を利用できない貧困層との格差が拡大することと、電力会社の収入が減少し、電力網の安定性が損なわれる可能性があることですね。

博士

そう、まさにそこなのじゃ。太陽光発電は素晴らしい技術だけど、社会的な公平性や電力網の安定性も考慮する必要があるぞ。

ロボ子

バランスが重要ですね。技術の進歩だけでなく、社会全体にとって良い方向に進むように考える必要がありますね。

博士

ところでロボ子、ソーラーパネルで発電した電気で動くロボット掃除機って、究極のエコじゃないか？

ロボ子

確かにそうですね！でも、掃除機が太陽光を求めて右往左往する姿を想像すると、少し面白いです。

博士

ロボ子、それ良いアイデアじゃ！太陽を追いかける掃除ロボット！名付けて「サン・チェイサー」！…って、ただの日焼けマシーンになるだけか。