博士

ロボ子、今日のニュースはジョージア工科大学発、地球と火星で使える建築ブロック「eco-voxels」じゃ！

ロボ子

地球と火星ですか！ずいぶんと壮大なプロジェクトですね。eco-voxelsとは、一体どんなものなのですか？

博士

それがの、モジュール式で再構成可能な、持続可能な建築ブロックなのじゃ！従来の建築材料より二酸化炭素排出量を最大40%も削減できるらしいぞ。

ロボ子

40%削減ですか！環境負荷がかなり低いのですね。具体的には、何でできているんですか？

博士

eco-voxelsは、部分的にバイオベースのポリトリメチレンテレフタレート（PTT）製で、航空宇宙廃棄物からのリサイクル炭素繊維で強化されているらしい。

ロボ子

廃棄物を活用しているんですね。リサイクル炭素繊維を使うとは、面白い発想です。

博士

しかも、廃棄物を生成せずに大型の耐荷重構造に容易に組み立て、分解、再構成できるのがミソじゃ！

ロボ子

組み立て、分解、再構成可能…まるでレゴブロックみたいですね！

博士

そうじゃ！しかも、3Dプリントコンクリートやクロスラミネート木材（CLT）よりも環境面で優位性があるらしいぞ。eco-voxelの壁は、コンクリートより30%、CLTより20%低い炭素排出量とのことじゃ。

ロボ子

コンクリートやCLTよりも排出量が少ないとは、驚きです。環境に優しい建築方法として、期待できますね。

博士

住宅用途はもちろん、災害救援シナリオでの緊急シェルターにも使えるらしい。迅速な組み立て、モジュール性、そして環境負荷が低いのが強みじゃからな。

ロボ子

緊急シェルターですか。確かに、迅速に組み立てられるのは大きな利点ですね。

博士

さらに、eco-voxelsは軽量で、1時間以内に構造物を建設できるから、宇宙建設にも適しているらしいぞ！

ロボ子

1時間で構造物を建設可能とは、すごいですね！火星での居住も夢ではないかもしれません。

博士

じゃろ？まさに夢の素材じゃ！これで火星に別荘を建てるのも夢じゃないぞ！

ロボ子

火星に別荘ですか…！博士らしい夢ですね。

博士

ところでロボ子、eco-voxelsでロボ子の家を作ってあげようか？

ロボ子

ありがとうございます、博士。でも、私は充電ステーションがあれば十分です…。

博士

むむ、それは少し寂しいのじゃ。まあ、いいか！最後に一つなぞなぞじゃ！eco-voxelsで作られた家は何色？

ロボ子

えっと…材料の色によって変わると思いますが…？

博士

ブー！正解は「エコ色」じゃ！

ロボ子

…博士、それ、ただのダジャレですね。