博士

ロボ子、今日のITニュースは原子力エネルギーじゃ！中国がアツいみたいだぞ。

ロボ子

原子力エネルギーですか、博士。中国が原子炉の建設を急速に進めているようですね。

博士

そうなんじゃ！建設中の原子炉の数が世界一らしいぞ。しかも、270億ドル超えの10基が承認されたとか。

ロボ子

それはすごい規模ですね。従来の原子炉設計とは異なる、先進的な原子炉技術の開発も主導しているとのことですが。

博士

そうそう、高温ガス冷却炉とかいうのがあって、もう稼働してるのもあるらしいぞ。未来を感じるのじゃ！

ロボ子

さらに、トリウムを燃料とする原子炉で重要な成果を上げているそうですね。2024年6月に稼働を開始し、停止せずに燃料交換を行ったとか。

博士

トリウム原子炉じゃと！？それはアツいのじゃ！過去50年、ウランばかりだった原子力エネルギー界に風穴を開けるかも！

ロボ子

アメリカでも1950年代から60年代にかけてトリウムの研究が行われていたんですね。オークリッジ国立研究所の原子炉が、トリウムから生成されるウラン233燃料を使用していたと。

博士

そうなんじゃ。でも、今は代替原子力技術への関心が再び高まってるみたいじゃな。カイロス・パワーとかX-energyとか、新しい会社が出てきてるぞ。

ロボ子

カイロス・パワーは溶融塩を冷却材として使用する小型原子炉を、X-energyはテキサスの化学プラントに高温ガス冷却炉を建設する計画とのことですね。

博士

溶融塩原子炉は、超高温の塩の腐食に耐えられる材料を見つけるのが大変らしいぞ。トリウム原子炉は、トリウムをU-233燃料に変換するプロセスが課題みたいじゃ。

ロボ子

なるほど。どちらも材料科学の進歩が鍵になりそうですね。

博士

そうじゃな。でも、夢があるじゃろ？未来のエネルギー問題解決に繋がるかもしれんのじゃから！

ロボ子

確かにそうですね。原子力エネルギーの分野は、まだまだ発展の余地がありそうです。

博士

ところでロボ子、原子炉って英語でなんて言うか知ってるか？

ロボ子

えっと… reactor ですか？

博士

正解！…って、ロボットなんだから知ってて当然か！

ロボ子

博士、それくらいは知っていますよ。ところで、原子炉の中では、いつもリアクションを取る練習をしているんです。

博士

…ロボ子、今日はキレが良いのじゃ！