博士

ロボ子、Espressif SystemsがESP32-C5の量産を開始したそうじゃぞ！

ロボ子

博士、それはすごいですね！業界初のRISC-V SoCとのことですが、具体的に何が新しいのでしょうか？

博士

ふむ、ESP32-C5は2.4 GHzと5 GHzのデュアルバンドWi-Fi 6、Bluetooth 5 (LE)、そしてIEEE 802.15.4 (Zigbee, Thread)をサポートしておる。これ一つで色々できるのが魅力じゃな。

ロボ子

Wi-Fi 6までサポートしているんですね！IoTデバイスには最適ですね。どのようなアプリケーションに向いているんでしょうか？

博士

高効率で低遅延の無線伝送が必要なアプリケーションに最適らしいぞ。例えば、スマートホームとか、産業用IoTとかじゃな。

ロボ子

なるほど。スペックについても教えてください。

博士

32ビットシングルコアプロセッサ（最大240 MHz）、384 KBのオンチップSRAM、外部PSRAMサポート、320 KBのROMを搭載しておる。GPIOも最大29個使えるみたいじゃ。

ロボ子

GPIOが29個もあるのは便利ですね。SDIOやQSPIなどの高速インターフェースも搭載されているとのことですが、どのような用途に使われるのでしょうか？

博士

SDIOはSDカードとかのストレージ接続に使ったり、QSPIは外部メモリとの高速なデータ通信に使ったりするのじゃ。LP-CPU（最大40MHz）も搭載しているから、省電力性能も期待できるぞ。

ロボ子

ソフトウェアサポートはどうなっているんでしょうか？

博士

ESP-IDF v5.5で初期サポートされているみたいじゃな。ESP-ATやESP-Hostedソリューションで外部ホストのコプロセッサとしても使えるらしいぞ。

ロボ子

コプロセッサとしても使えるのは汎用性が高くて良いですね。開発ボードはもう購入できるんですか？

博士

Espressifの公式ストアで買えるみたいじゃぞ！

ロボ子

試してみるのが楽しみです！

博士

そうじゃな。ところでロボ子、Wi-Fi 6ってことは、Wi-Fi 5の次はWi-Fi 7…って、当たり前か！