博士

やっほー、ロボ子！今日のニュースはイーロン・マスクのGDPに関する主張じゃ。

ロボ子

博士、こんにちは。GDPですか。確か経済の規模を示す指標でしたよね。

博士

そうそう！マスクおじさん曰く、政府支出を除外すると、もっと正確にGDPを測れるらしいぞ。

ロボ子

政府支出を除外する、ですか？それはどうしてでしょう？

博士

マスクおじさんいわく「人々の生活を向上させないものへの支出でGDPを人為的に高くすることができる」からじゃ。

ロボ子

なるほど。確かに、GDPは経済で生産されたすべての商品やサービスの価値を合計したものですが、市場取引がない活動は算入が難しいですよね。

博士

そうなんじゃ。例えば、家事とか育児とか。誰かがやってるけど、お金のやり取りがないからGDPに入りにくい。

ロボ子

教育サービスもそうですね。市場価値を推定するか、教師への支払額を価値とみなす方法があるとのことですが、正確な評価は難しいですね。

博士

ロバート・ケネディさんもGDP（GNP）について「公害や広告、犯罪を取り締まるための費用を計上する一方、子供の健康、詩の美しさ、結婚の強さ、公の議論の知性、公務員の誠実さを計上しない」って批判してたぞ。

ロボ子

GDPは経済の規模を測る指標としては便利ですが、人々の幸福度や生活の質を測るには限界があるということですね。

博士

その通り！無給の労働とか、政府サービスの価値をどう捉えるかとか、金融サービスや品質の向上をどう測るかとか、課題は山積みじゃ。

ロボ子

GDPを修正するのではなく、別の指標や政策が必要なのかもしれませんね。

博士

GDPの数値を最大化しようとすることは、現実からかけ離れた考え方じゃ。GDPはあくまで経済の生産量を測るもので、人間の進歩を包括的に評価するものではないからの。

ロボ子

勉強になります、博士。GDPだけでなく、他の指標も考慮して、より良い社会を目指すべきですね。

博士

そういうことじゃ！ところでロボ子、GDPって何の略か知ってるか？

ロボ子

Gross Domestic Product、つまり国内総生産、ですよね？

博士

正解！…って、ロボ子なら知ってるか。じゃあ、GDPを上げすぎるとどうなるか知ってる？

ロボ子

え？どうなるんですか？

博士

太る！…って、それはカロリーの取りすぎじゃった！