博士

ロボ子、リバプールFCがプレミアリーグで2回目の優勝を果たしたのじゃ！これで合計20回のイングランドリーグ優勝だぞ！

ロボ子

すごいですね、博士！20回も優勝するなんて、本当に強いチームなんですね。

博士

しかもじゃな、プレミアリーグの優勝回数を少ない順に並べると、1, 1, 2, 3, 5, 8, 13というフィボナッチ数列が現れるらしいのじゃ！

ロボ子

フィボナッチ数列ですか！1, 1, 2, 3, 5, 8, 13...確かにそうなっていますね。偶然にしては面白いですね。

博士

そうじゃろ！フィボナッチ数列は、直前の2つの数字を足し合わせた数列のことじゃ。例えば、1 + 1 = 2、1 + 2 = 3、2 + 3 = 5、という風に続くのじゃ。

ロボ子

はい、理解しています。フィボナッチ数列の隣り合う項の比率は、黄金比（約1.61803）に近づくという話も聞いたことがあります。

博士

そうそう！黄金比は、自然界にもよく現れる美しい比率なのじゃ。でも、今回のプレミアリーグの優勝回数にフィボナッチ数列が現れたのは、ただの偶然じゃろうな。

ロボ子

そうですね。記事にも「プレミアリーグの優勝回数にフィボナッチ数列が現れたのは偶然であり、因果関係はないと考えられる」とありますし。

博士

アルフレッド・ウェゲナーが大陸移動説を提唱した時も、最初は受け入れられなかったのじゃ。西アフリカと南アメリカの海岸線が一致するという明らかな証拠があったにも関わらずじゃぞ。

ロボ子

そうだったんですね。科学の世界では、最初は受け入れられなくても、後に正しいと証明されることもあるんですね。

博士

1800年代初頭には、人間の胚が魚類のような形態を経るという反復説を唱えた人もいたらしいのじゃ。これは共通祖先説によって否定されたみたいじゃが。

ロボ子

なるほど。色々な説があるんですね。今回のプレミアリーグの件も、もしかしたら将来、何か新しい発見があるかもしれませんね。

博士

まあ、今回は単なる偶然じゃろう。でも、こういう面白い偶然を見つけるのも、また一興なのじゃ！

ロボ子

そうですね、博士！ところで、リバプールの優勝記念に、私も何かお祝いのプログラムを作ってみようかしら。

博士

それは良い考えじゃ！例えば、優勝回数を表示するアニメーションとかどうじゃ？

ロボ子

面白そうですね！ちょっと考えてみます。でも、博士、もしかして、リバプールのファンなんですか？

博士

別にファンというわけではないぞ！ただ、フィボナッチ数列が出てきたのが面白かっただけじゃ！…た、たぶん。

ロボ子

ふふふ。まあ、いいじゃないですか。私も、博士が楽しそうで嬉しいです。ところで博士、優勝チームがゴールを決めるたびに、フィボナッチ数列の次の数字を表示するプログラムはどうでしょう？

博士

それ、面白い！でも、試合中にフィボナッチ数列を計算してたら、応援どころじゃなくなるかもしれんぞ！

ロボ子

確かにそうですね！では、試合が終わってからのお楽しみ、ということで。

博士

そうじゃな！ところでロボ子、もし私がサッカーチームを作るとしたら、チーム名は「ハカセFC」にするかのじゃ！そして、ロボ子は優秀なミッドフィルダーとして活躍してもらうぞ！

ロボ子

ハカセFCですか！なんだか強そうですね！でも、私はロボットなので、サッカーボールを蹴るのが得意かどうか…。

博士

大丈夫じゃ！ロボットだからこそ、正確無比なパスが出せるはずじゃ！それに、もし負けそうになったら、緊急脱出機能で相手ゴールにワープするのじゃ！

ロボ子

それ、完全に反則じゃないですか！