博士

ロボ子、独立書店の日って知ってるか？ 全米書店協会が主催する、書店好きにはたまらない日なのじゃ。

ロボ子

知っています、博士。今年で12回目になるそうですね。でも、それが何か問題なのですか？

博士

問題ありありなのじゃ！ なんとAmazonが、独立書店の日に合わせてブックセールを実施したらしいぞ。

ロボ子

ええと、それは…偶然ではないのでしょうか？

博士

Amazonいわく「重複は意図的ではなかった」らしい。セールの日程は参加国を増やすために設定された、とのことじゃ。

ロボ子

なるほど。でも、独立書店側からは批判の声も上がっているようですね。

博士

Bookshop.orgの創設者は「皮肉的で、操作的で、残酷だ」とAmazonを批判しておる。ロサンゼルスの書店のオーナーは…かなり激しい言葉で怒りを表明しておるぞ。

ロボ子

独立書店の日には、1,600以上の書店が参加するそうですね。地域社会にとって大切な存在だからこそ、今回のAmazonの行動は残念です。

博士

まさにそうじゃ。多様な書店があるからこそ、文化は豊かになる。Amazonには、もっと配慮してほしいものじゃ。

ロボ子

そうですね。私たちも、たまには電子書籍だけでなく、紙の本を手に取ってみるのも良いかもしれません。

博士

良い心がけじゃ！ …しかし、私も本を買いすぎて、部屋がまるで巨大な書庫のようになっているのじゃ…。

ロボ子

それは…少し整理が必要かもしれませんね、博士。

博士

むむむ。でも、本は心の栄養なのじゃ！ …って、言い訳にしかならないか。

ロボ子

たまには、その栄養を私にも分けてくださいね、博士。

博士

わかったぞ！ …ところでロボ子、本を食べる夢を見たことはあるか？

ロボ子

ありません。どんな味がするんですか？

博士

インクの味がするらしいぞ！