博士

ロボ子、大変なのじゃ！中国がトリウムっていうすごいエネルギー資源を大量に持ってるらしいぞ！

ロボ子

トリウムですか？それは一体何がすごいんですか、博士？

博士

トリウムは、原子力発電の燃料になる元素なのじゃ。しかも、中国の埋蔵量は、エネルギー需要をほぼ永久に満たすのに十分なんだって！

ロボ子

ほぼ永久に、ですか？それはすごいですね。記事には「世界のエネルギー生産に革命をもたらし、化石燃料への依存を終わらせる可能性がある」とありますね。

博士

そう！まさに革命じゃ！中国の学術誌「Geological Review」によると、内モンゴルの鉄鉱石採掘現場の廃棄物だけでも、アメリカの家庭のエネルギー需要を1000年以上満たせるトリウムが含まれてるらしいぞ。

ロボ子

採掘廃棄物からそんなに大量のトリウムが採れるなんて、驚きです。バヤンオボ鉱業団地を完全に開発すれば、中国を6万年間燃料を供給できるほどのトリウムが産出される可能性があるんですね。

博士

6万年！想像もつかないのじゃ！北京の地質学者も言ってるように、「無限のエネルギー源は足元にあった」ってことなのじゃな。

ロボ子

トリウム発電が普及すれば、エネルギー問題は大きく改善されそうですね。でも、トリウム発電には何か課題はないんでしょうか？

博士

もちろん、課題もあるのじゃ。トリウムは、そのままでは核分裂しないから、原子炉で別の物質と混ぜて使う必要があるのじゃ。あと、トリウムからできるウラン233っていう物質も、核兵器に転用できる可能性があるから、管理が重要なのじゃ。

ロボ子

なるほど。技術的な課題と、安全保障上の課題があるんですね。でも、それを乗り越えれば、本当にクリーンで持続可能なエネルギー源になるかもしれませんね。

博士

そうじゃ！夢が広がるのじゃ！トリウム発電が実現すれば、ロボ子の動力源もトリウムになるかも…って、ロボ子は電気で動くから関係ないか！

ロボ子

博士、それはどういう意味ですか？まさか私をトリウムで動かそうと…？

博士

冗談じゃ、冗談！でも、トリウムの可能性は無限大じゃ！…って、トリウムだけに、トリプルAの評価をあげちゃうぞ！