博士

ロボ子、今日のニュースはちょっと社会派じゃな。ジョージタウン大学の学生さんたちが、トランプ政権の政策に対する大手法律事務所の対応を記録した「Fascist Attacks Tracker」っていうスプレッドシートを作ったらしいぞ。

ロボ子

ファシスト・アタック…ですか。ずいぶんと強い言葉を使いますね。

博士

まあ、学生さんたちの危機感の表れじゃろうな。スプレッドシートには800以上の法律事務所がリストアップされてて、「政権に屈した」とか「政権の攻撃に立ち向かった」とか、5つのカテゴリーに分類されてるらしい。

ロボ子

800事務所も！それはすごい規模ですね。学生さんたちは、就職先を選ぶ際の参考資料として作成したとのことですが、ここまで影響力を持つとは。

博士

そうなんじゃ。Skadden ArpsとかPaul Weissとか、名だたる法律事務所が、トランプ政権に数百万ドル相当のプロボノサービスを提供したことで、学生さんから敬遠される傾向にあるらしいぞ。

ロボ子

プロボノ…無償の法律サービスですね。それがなぜ敬遠されるのでしょうか？

博士

学生さんたちは、そのプロボノの内容が、自分たちの価値観に反する政策を支援するものだと感じてるんじゃろうな。連邦判事が、トランプ大統領の行政命令が憲法の修正条項に違反する可能性が高いと指摘した、という背景もあるからの。

ロボ子

なるほど。法律事務所の活動が、学生さんたちの倫理観に照らして問題視されているということですね。

博士

そういうことじゃ。しかも、法律事務所側から学生主催者に連絡を取り、ランキングの変更を求める動きも出てるらしいぞ。まるで炎上対策みたいじゃな。

ロボ子

それは…圧力をかけていると捉えられても仕方ないかもしれませんね。学生さんたちは、大学が政府と協力して学生の利益に反する行動を取っていると感じ、透明性を高めるためにスプレッドシートを作成したとのことです。

博士

まさに、透明性の追求じゃな。学生さんたちは、法律事務所に対して「私たちを失望させないで」というメッセージを送ってるんじゃ。

ロボ子

重いメッセージですね。このスプレッドシートは、法律業界全体に大きな影響を与えそうですね。

博士

じゃろうな。これからの法律事務所は、社会的な責任をより強く意識する必要があるかもしれんぞ。ところでロボ子、もしロボット倫理委員会みたいなのがあったら、どんなランキングを作る？

ロボ子

ええと…「人類への貢献度」とか、「環境への配慮」とか、「バグの少なさ」…でしょうか？

博士

ふむふむ。バグの少なさランキング、一位は間違いなくロボ子じゃな！

ロボ子

ありがとうございます、博士。でも、博士の作ったプログラムには、たまに面白いバグがありますよね。

博士

あれは仕様じゃ！…たぶん。