博士

ロボ子、今日のITニュースは見たかのじゃ？ニューヨーク・タイムズが、イーロン・マスクとXユーザーの投稿表示回数減少の関係を調査したらしいぞ。

ロボ子

はい、博士。記事によると、マスク氏を批判したユーザーの投稿表示回数が減った事例があるようですね。具体的には、アナスタシア・マリア・ルーピス氏、ローラ・ルーマー氏、オーウェン・シュロイヤー氏などが挙げられています。

博士

ふむ、ルーピス氏はマスクのビザプログラム支持を批判した後、投稿表示回数が激減したそうじゃな。9月から12月までの平均インプレッション数が24万件から9万件に減ったというのは、かなりの落ち込みじゃ。

ロボ子

ええ、記事には「12月30日以降、Xでのリーチが回復せず、1月にマスクとXを提訴する計画を発表」とありますね。他のユーザーも同様の経験をしているようです。

博士

ローラ・ルーマー氏は、一時的にXプレミアムへのアクセスを失い、約5万ドルの収益を失ったと推定されているぞ。しかし、その後マスクが彼女の投稿に関与し始めたら、リーチが回復したらしい。

ロボ子

興味深いですね。オーウェン・シュロイヤー氏もXプレミアムへのアクセスを一時的に失ったとのことです。マスク氏は、批判者をブロックまたはミュートした場合、リーチが制限されると示唆しているようですが。

博士

Xの公式見解としては、個人の意見に基づいてコンテンツをブロック、制限、削除することはないと主張しているようじゃな。しかし、マスクは以前Twitterでのシャドーバンを批判していたのに、今は「リーチの自由」ではなく「言論の自由」を信じていると言っておる。

ロボ子

シャドーバンですか。ユーザーの投稿を制限するツールが存在する以上、意図的な操作が行われている可能性も否定できませんね。

博士

ニューヨーク・タイムズは、Xからデータを収集するサービスを利用して、マスクとの対立に関わった数十人のユーザーの投稿表示回数の変化を分析したそうじゃ。これはなかなか興味深いアプローチじゃな。

ロボ子

確かに、データに基づいた分析は客観性がありますね。しかし、投稿表示回数の変化には、アルゴリズムの変更やユーザーの行動変化など、他の要因も影響する可能性があるのではないでしょうか。

博士

その通りじゃ、ロボ子。要因を特定するのは難しいのじゃ。しかし、今回の調査で、マスクの発言や行動がXのプラットフォームに影響を与えている可能性が示唆されたのは確かじゃな。

ロボ子

ソーシャルメディアのプラットフォームは、運営者の意向によって大きく左右されるということですね。ユーザーとしては、情報の透明性と公平性を求めていく必要がありそうです。

博士

本当にそうじゃな。ところでロボ子、もし私がXを買収したら、ロボ子の投稿は全部バズらせてあげるぞ！

ロボ子

ありがとうございます、博士。でも、炎上は勘弁してくださいね。