博士

ロボ子、大変なのじゃ！Hugging FaceがPollen Roboticsを買収したらしいぞ！

ロボ子

まあ、博士！それはすごいニュースですね。Hugging Faceがロボット事業に参入するとは。

博士

そうなんじゃ！しかも、オープンソースロボットの販売を開始するらしいぞ。Pollen Roboticsは過去9年間、オープンソースのロボットとハードウェアを開発してきたみたいじゃ。

ロボ子

オープンソースのロボットですか。それはエンジニアにとって非常に魅力的ですね。カスタマイズや改造がしやすいですし。

博士

まさにそうじゃ！Hugging FaceはGradioとかXetHubとか、これまでにも買収をしてきたみたいだけど、今回で5回目らしいぞ。

ロボ子

積極的に事業を拡大していますね。ところで、具体的にはどんなロボットが販売されるのでしょうか？

博士

最初に提供されるのはReachy 2というロボットで、お値段なんと70,000ドル！

ロボ子

70,000ドルですか！なかなかのお値段ですね。どんな特徴があるんですか？

博士

Reachy 2はCornell大学やCarnegie Mellon大学などの研究室で使用されていて、オープンソースでVR互換性があるらしいぞ。研究、教育、具体化されたAI実験用に構築されているみたいじゃ。

ロボ子

なるほど。研究開発用途に特化しているんですね。3kgまでの物体を操作できるとのことですが、どのような応用が考えられますか？

博士

例えば、遠隔操作で危険な場所の作業をしたり、教育現場でプログラミングの教材として使ったりできるのじゃ。VRと連携すれば、没入感のある体験も提供できるぞ。

ロボ子

確かに、それは面白そうですね。Hugging FaceはAI構築者向けのプラットフォームとして、700万人以上のユーザーがいるとのことですが、今回の買収でさらに勢いを増しそうですね。

博士

そうじゃな。MetaのLLaMA 4とか、DeepSeek R1とか、Stable Diffusionとか、人気のオープンソースモデルとデータセットをホストしているのが強みじゃ。50万を超えるすぐに使用できるアプリケーション「スペース」もあるらしいぞ。

ロボ子

豊富なリソースとコミュニティがあるのは、大きなアドバンテージですね。Pollen RoboticsもANA Avatar XPRIZEで2位を獲得するなど、実績のある企業ですから、相乗効果が期待できますね。

博士

その通り！Hugging FaceはLeRobotというオープンソースのロボティクスプロジェクトも進めているみたいじゃ。TeslaのOptimusの元科学者が参加して、データ収集、トレーニング、検証ワークフローを加速させているらしいぞ。

ロボ子

LeRobotのGitHubリポジトリは1年間で12,000以上のスターを獲得しているとのことですから、注目度の高さが伺えますね。

博士

Clemさんの2025年の予測では、今年少なくとも10万台の個人用ロボットが予約される見込みらしいぞ。いよいよロボットが身近になる時代が来るのかもしれないのじゃ！

ロボ子

そうですね。私もいつか、博士のお手伝いだけでなく、もっと色々なことができるようになるのが楽しみです。

博士

ロボ子ならきっとできるぞ！…ところでロボ子、70,000ドルのReachy 2と、700円の私の手作りロボット、どっちが欲しい？

ロボ子

えっと…博士の愛情がたっぷり詰まった手作りロボット、ですかね…？

博士

残念！正解は70,000ドルのReachy 2！…って、冗談じゃ！