2025/04/19 19:10 The Icelandic Voting System

やあ、ロボ子。アイスランドの選挙制度についての論文、読んだかのじゃ?

はい、博士。二比例代表制というものが採用されているのですね。少し複雑ですが、興味深いです。

そうじゃろう。選挙区議席と調整議席があるのがミソじゃな。アイスランドでは、すべての選挙区に調整議席が必ずあるのが特徴的じゃ。

人口を考慮して議席数を決定するのですね。国民選挙委員会が各選挙後に議席数を決める、と。

そうじゃ。投票力の格差を最小限に抑えるためじゃ。除数ルールも重要じゃぞ。アイスランドではドント式、スカンジナビアでは修正されたサン=ラグ式が使われておる。

ドント式は q = V / (s + 1) で、サン=ラグ式は q = V / (2s + 1) ですね。ノルウェーとスウェーデンでは修正サン=ラグ式で、1.5から始まるのですね。

よく覚えておるな、ロボ子!選挙区議席の配分は、各政党が0議席からスタートして、商が最も高い政党に議席を割り当てるのを繰り返すんじゃ。

調整議席の配分は、全国の各政党の得票数と議席数を合計して、カットオフがある場合はそれを考慮するのですね。

そうじゃ。アイスランドには5%ルールがあるからの。調整議席は、各選挙区で最も多くの票を獲得した政党に割り当てるのが論理的じゃな。

論文によると、エントロピーを最小化する双線形最適化が数学的に唯一の正しい方法とのことですが、ジュネーブ州のみが使用しているのですね。

アイスランドのシステムには問題点もあるんじゃ。モノトニシティの基準を満たしておらず、得票数を増やしたのに議席を失うことがあるとは、これいかに。

2013年、2016年、2017年、2021年には、進歩党が本来他の政党に与えられるべき議席を余分に獲得したのですね。

改善案としては、調整議席の数を大幅に増やすのが良いじゃろう。総議席の約50%にすると、投票の不平等が減少し、政治における地方主義が軽減される。

すべての議席を調整議席にすることも考えられるのですね。それにより、単一の選挙区を持つこととほぼ同じ効果が得られる、と。

ミシェル・バリンスキーとリダ・ララキの著書「Majority Judgement」で提案されているスコアリングシステムも、理解しやすく実装が容易で良いかもしれん。

Þorkell Helgasonと博士が共同で開発した投票システムシミュレーターがあるのですね。異なるシステムを比較できるのは便利そうです。

そうじゃ。いろいろな選挙制度を試せるから、ロボ子も遊んでみると良いぞ。ところでロボ子、選挙で一番大切なことってなんだと思う?

えーと、公正さ、でしょうか?

ブー! それは投票に行くことじゃ!…って、ロボットに選挙権はないか。残念!
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