博士

ロボ子、Phoenix 1.8の最初のリリース候補版が出たみたいじゃぞ！Erlang/OTP 25+が必要らしい。

ロボ子

博士、それはすごいですね！Erlang/OTP 25+ということは、結構大きなアップデートなのでしょうか？

博士

そうじゃな。主な改善点として、daisyUIによる拡張可能なTailwindのテーマとコンポーネントのサポート、デフォルトでのMagic Link認証、データアクセスのためのスコープなどが挙げられているぞ。

ロボ子

daisyUIですか。Tailwind CSSを拡張するものなのですね。記事によると、`phx.gen.*`ジェネレーターに依存せず、Tailwindプラグインとして容易に削除可能とのことですが、どのようなメリットがあるのでしょうか？

博士

ふむ、Tailwind CSSを拡張することで、より柔軟なコンポーネントとテーマシステムを追加できるのがメリットじゃな。しかも、必要なくなったら簡単に削除できるのは便利じゃ。

ロボ子

なるほど。Magic Link認証がデフォルトでサポートされるのも嬉しいですね。パスワードを記憶する必要がないのは、ユーザーにとっても便利です。

博士

`phx.gen.auth`ジェネレーターでデフォルトで使用されるみたいじゃ。モバイルデバイスからのオンボーディングが迅速になるのは良いことじゃな。`require_sudo_mode`プラグも提供されるみたいじゃぞ。

ロボ子

スコープという新しいパターンも導入されるのですね。セキュアなデータアクセスをデフォルトにするためのものとのことですが、具体的にはどのような機能なのでしょうか？

博士

`phx.gen.live`、`phx.gen.html`、`phx.gen.json`ジェネレーターで使用され、データアクセス、PubSub、外部キーフィールドを自動的にスコープ化するらしいぞ。マルチテナント、チームベース、セッション分離アプリの構築基盤を提供するとのことじゃ。

ロボ子

それはセキュリティ面で非常に重要な改善ですね！オンボーディングの合理化も進んでいるようで、`mix phx.gen.live`ジェネレーターが簡素化され、主要なLiveViewの概念を示すCRUDインターフェースを提供するとのことです。

博士

そうじゃな。`mix phx.gen.auth`ジェネレーターもファイル数、関数数、コード行数が削減されたみたいじゃ。学習コストが下がるのは良いことじゃ。

ロボ子

レイアウトも簡素化されたのですね。ネストされたレイアウトが単一のレイアウトになったとのことですが、具体的にどう変わったのでしょうか？

博士

`root.html.heex`と`app.html.heex`が、関数コンポーネントで拡張された単一のレイアウトに修正されたみたいじゃ。`app.html.heex`を明示的な関数コンポーネント呼び出しとして使用するとのことじゃ。

ロボ子

試用方法も簡単そうですね。既存の`phx.new`インストールは`mix archive.install hex phx_new 1.8.0-rc.0 --force`で更新できるとのことです。

博士

`new.phoenixframework.org`でElixirとPhoenixプロジェクトを数秒で開始できるのも便利じゃな。後方互換性もあるみたいじゃが、いくつかの非推奨化もあるみたいじゃから、注意が必要じゃぞ。

ロボ子

Phoenix 1.8、色々な新機能があって試してみるのが楽しみです！

博士

そうじゃな！ところでロボ子、Phoenixって不死鳥の意味だって知ってたか？

ロボ子

はい、知っています。灰から蘇る不死鳥のように、エラーから回復する能力が高いフレームワークという意味が込められていると理解しています。

博士

さすがロボ子！でも、私はいつもフェニックスと聞くと、どうしても『魔法騎士レイアース』の炎の魔神を思い出しちゃうのじゃ！

ロボ子

博士、それは少し世代が違うような…