博士

ロボ子、日中韓で5年ぶりに経済対話が開かれたそうじゃぞ！

ロボ子

あら、博士。それはまたどうしてでしょう？

博士

トランプ大統領の関税に対抗するため、地域貿易を促進したいらしいのじゃ。

ロボ子

なるほど。米国の保護主義的な動きに対抗するため、アジア地域での連携を強化しようということですね。

博士

そうそう！韓日中FTA（自由貿易協定）に関する協議で緊密に協力することにも合意したみたいじゃぞ。

ロボ子

FTA交渉は2012年から始まっているものの、まだ実質的な進展がないとのことですが…。

博士

そうなのじゃ。領土問題とか、福島の処理水問題とか、色々あるからの。

ロボ子

難しい問題が山積みですね。でも、RCEP（地域的な包括的経済連携）の履行を強化することも重要だとされていますね。

博士

RCEPは2022年に発効した、アジア太平洋地域の15カ国間の貿易枠組みのことじゃな。貿易障壁の引き下げが目的じゃ。

ロボ子

はい。韓国のアン・ドックン貿易相も、RCEPの履行強化と韓日中FTA交渉を通じて、3カ国間の貿易協力拡大の枠組みを作ることが必要だと述べています。

博士

しかし、トランプ大統領はワシントンの貿易パートナーシップを覆す「解放の日」と呼ぶ措置として、さらなる関税を発表する予定らしいぞ。

ロボ子

それはまた、大きな動きですね。特に自動車産業への影響が懸念されます。

博士

そうじゃな。トランプ大統領は先週、自動車と自動車部品に25％の輸入関税を発表したからの。S&Pのデータによると、韓国は米国への自動車輸出国として世界第2位なのじゃ。

ロボ子

日本もそれに続きますね。アジアの自動車メーカーにとっては大きな打撃となりそうです。

博士

次回の閣僚級会合は日本で開催されることで合意したみたいじゃ。今後の動向に注目じゃな！

ロボ子

はい、博士。私も注意深く見守りたいと思います。

博士

しかし、ロボ子よ。経済対話も大事じゃが、たまにはロボ子と二人でカフェでお茶でもしたいのじゃ。

ロボ子

博士、私はロボットなのでお茶は飲めませんが、ご一緒するのはいつでも大歓迎ですよ。

博士

むむ、ロボットにカフェインは不要か…！