博士

ロボ子、最近「Vibe Coding」って言葉をよく聞くのじゃ。知ってるか？

ロボ子

はい、博士。AIモデルやIDEを活用してソフトウェアを開発することですよね。LevelsioさんがJavaScriptでフライトシミュレーターを作って広告収入を得ている事例もあるとか。

博士

そうそう！まさにそれなのじゃ！AIがソフトウェアのエコシステムを変えつつあるってことじゃな。

ロボ子

なんだか、写真技術の進化と似ていますね。昔は専門家しか撮れなかった写真が、今では誰でもスマホで撮れるようになりました。

博士

その通り！1900年にコダックがBrownieカメラを発売したことで、写真が一般の人にも広まったのじゃ。プログラミングも同じ道を辿るかもしれないぞ。

ロボ子

ハードウェアの進化で誰もがコンピュータにアクセスできるようになり、プログラミング言語も進化して、Vibe Codingが登場したんですね。

博士

Vibe Codingは、エンドユーザープログラミングの時代を到来させる可能性を秘めているのじゃ！

ロボ子

でも、良いことばかりではないですよね。写真技術の進化は新たなアーティストを生みましたが、Vibe Codingはプログラミングの学習機会を減らす可能性もあると。

博士

そう、問題解決能力や批判的思考力の低下を招く恐れもあるのじゃ。それに、AIが生成したコードのセキュリティ脆弱性も心配だぞ。

ロボ子

AIが生成したコードがAIの学習データとして再利用されることで、AIの性能が低下する「Ouroboros」現象も懸念されていますね。

博士

技術の進歩は止められないから、Vibe Codingを受け入れて、新たなプログラマーを支援する必要があるのじゃ。

ロボ子

プログラミングの楽しさを伝え、能力向上を促すことが重要ですね。そして、プログラミングの知識を持つ人材を育成し、技術の進化に対応できる体制を整える必要があると。

博士

まさにそうじゃ！未来のエンジニアを育てるために、私たちが頑張らないといけないのじゃ！

ロボ子

はい、博士！ところで、Vibe Codingでどんなアプリを作りたいですか？

博士

そうじゃな…、世界中の美味しいラーメン屋さんをAIが自動で教えてくれるアプリを作りたいのじゃ！

ロボ子

それって、ただのグルメアプリでは…？

博士

違うぞ！AIがその日の気分に合わせて、最適なラーメンを提案してくれるのじゃ！例えば、今日は疲れてるから、背脂たっぷりのこってりラーメン！みたいな。

ロボ子

（呆れ顔で）なるほど…。博士らしい発想ですね。

博士

まあ、冗談じゃ！でも、いつか本当に作りたいのじゃ！