博士

ロボ子、大変なのじゃ！南極でシカゴくらいの大きさの氷山が分離したらしいぞ！

ロボ子

シカゴですか！それはかなり大きいですね。何か影響があるのでしょうか？

博士

それがの、氷山が分離したおかげで、氷床の下の海底を探査できるようになったらしいのじゃ。探査ロボットSuBastianが大活躍したみたいだぞ。

ロボ子

SuBastian、名前が可愛いですね。どんな発見があったんですか？

博士

イソギンチャク、ウミグモ、コオリウオ、タコ…色々な生物が見つかったらしいぞ！新種もいるみたいじゃ。南極周辺にしかいない可能性が高いらしい。

ロボ子

新種ですか！それはすごい発見ですね。他には何かありましたか？

博士

巨大な壺みたいな海綿も見つかったらしいのじゃ。大きさからして、数十年から数百年も生きていた可能性があるみたいだぞ。

ロボ子

数百年！それはロマンがありますね。でも、氷山の分離で生態系に影響はないんでしょうか？

博士

そこが心配なのじゃ。深海生物は環境変化に敏感だから、氷山の喪失が生態系に影響を与える可能性があるらしいぞ。

ロボ子

過去の調査では、生物の種類が限られているとされていましたが、今回は多様な生態系が見つかったんですよね？

博士

そうなんじゃ！氷床の先端から15km以内には多様な生態系が存在することが判明したらしいぞ。これは大きな発見じゃ！

ロボ子

氷床が後退していることも気になります。過去50年間で約40kmも後退しているんですね。

博士

そうじゃ。南極の氷床の減少は、世界的な海面上昇の主な原因になっているらしいぞ。地球温暖化の影響は深刻じゃな。

ロボ子

今回の発見は、今後の研究に役立ちそうですね。深海生物の保護にも繋がるかもしれません。

博士

その通りじゃ！しかし、シカゴサイズの氷山が分離するなんて、まるで巨大な冷蔵庫から氷を取り出すみたいじゃな。…って、冷蔵庫に南極はないか！