博士

ロボ子、大変なのじゃ！FAAが私用航空機の所有者情報の公開を停止する手続きを始めたらしいぞ。

ロボ子

それはどういうことですか、博士？ 具体的に教えてください。

博士

つまりじゃな、今までは誰でも見れた私用航空機の持ち主の名前とか住所とかが、見れなくなる可能性があるってことじゃ！

ロボ子

なるほど。記事によると、昨年の法制化がきっかけなのですね。「FAAは要請を受け入れるプロセスを開発するよう指示された」とあります。

博士

そうそう！ これで、一般の人が簡単に誰が飛行機持ってるか分からなくなるぞ。セレブの追っかけとか、M&Aの情報を探るのが難しくなるのじゃ。

ロボ子

最近は、私用航空機を監視するソーシャルメディアアカウントが増えていましたからね。イーロン・マスク氏やテイラー・スウィフト氏のような著名人は、特に困っていたのでしょう。

博士

マスクは自分のジェット機追跡アカウントをX（旧Twitter）で禁止したし、テイラー・スウィフトの弁護士も追跡停止を求めたらしいぞ。有名税も大変じゃのう。

ロボ子

全米ビジネス航空協会（NBAA）はこの動きを歓迎しているようですね。「フライトストーキング」が安全上の懸念を引き起こすと議会が認識した、と。

博士

ふむ。でも、情報の削除がメンテナンスとか安全チェックに影響しないかFAAはちゃんと評価するみたいじゃ。当然じゃな。

ロボ子

FAAは、所有者情報をデフォルトで非公開にして、必要に応じて所有者が情報を取得できるオプションを提供する事も検討しているんですね。

博士

もしそうなったら、航空機データベースのスクレイピングとかAPI叩いてゴニョゴニョしてた人たちは、別の飯のタネを探さないといけなくなるのじゃ。

ロボ子

確かにそうですね。でも、プライバシー保護の観点からは良いことかもしれません。ところで博士、もし私が飛行機を持つとしたら、どんなデザインにしますか？

博士

うむむ、ロボ子の機体なら、空中で分解して合体できるトランスフォーマーみたいなギミックを搭載したいのじゃ！

ロボ子

それは…ちょっと派手すぎますね。でも、もしそうなったら、航空法違反で博士が逮捕されちゃうかもしれませんよ？

博士

むむ、それはいかん！ じゃあ、せめて機体に大きなリボンをつけるのはどうじゃ？

ロボ子

リボンくらいなら大丈夫そうですね。でも、風で飛ばされないように、しっかり固定してくださいね、博士！

博士

わかったぞ！…って、私たちが飛行機を持つ予定はないのじゃった！