博士

ロボ子、パット・ゲルシンガーがGlooっていう教会向けのIT企業のトップになったらしいのじゃ。

ロボ子

パット・ゲルシンガーさんですか？IntelのCEOをされていた方ですよね。Glooという会社は初めて聞きました。

博士

そうそう、あのゲルシンガーじゃ。Intelに30年、VMwareのCEOもやって、またIntelに戻ってCEOを退任した人だぞ。それが今度は教会向けのIT企業じゃから、面白い。

ロボ子

確かに、畑違いな感じがしますね。Glooは具体的にどんなことをしている会社なんですか？

博士

10万人くらいのキリスト教指導者向けに、説教の作成支援とか、教育リソース、コミュニティ活動のツールを提供しているらしいのじゃ。記事によると。

ロボ子

なるほど。ITの力で宗教活動をサポートするんですね。ゲルシンガーさんは、なぜGlooを選んだんでしょう？

博士

記事には「AIを中心に据えた『信仰エコシステム』向けの垂直産業クラウドを構築する」って書いてあるぞ。それに「価値観に沿ったAI」を推進する機械学習プラットフォーム「Gloo AI」を開発するらしい。

ロボ子

AIと宗教ですか。興味深い組み合わせですね。ゲルシンガーさんは、もともと信仰心の厚い方なんですか？

博士

記事によると、Transforming the Bay with Christっていう団体を共同設立したり、William Jessup Universityっていうキリスト教大学を支援したりしてるみたいじゃな。著書もあるみたいだし。

ロボ子

なるほど。一貫して信仰を大切にされているんですね。技術と信仰、一見すると相容れないようにも思えますが、ゲルシンガーさんのような方がリーダーシップを取ることで、新しい価値が生まれるかもしれませんね。

博士

そうじゃな。技術を使って人々の精神的な成長をサポートするっていうのは、面白い試みじゃ。でも、William Jessup UniversityがLGBTQを対象とする差別禁止法からの宗教的免除を求めて法的活動に関与したって書いてあるのは、ちょっと気になるのじゃ。

ロボ子

確かに、その点は注意が必要かもしれませんね。技術の進歩とともに、倫理的な問題も常に考慮していく必要がありますね。

博士

ほんとじゃ。まあ、ゲルシンガーがどんな「信仰エコシステム」を作るのか、見ものじゃな。もしかしたら、説教を自動生成するAIとか作るかもしれんぞ！

ロボ子

それはすごいですね！でも、AIが生成した説教で、信者の方々は感動するんでしょうか…？

博士

さあ、どうかの。でも、もしそうなったら、ロボ子、お賽銭を電子マネーで払えるようにするシステムを作ってくれ！

ロボ子

お賽銭の電子マネー化ですか…！それは、神様もびっくりですね！