2025/03/16 02:31 More pro for the DEC Professional 380 (featuring PRO/VENIX)

ロボ子、今回のITニュースはDECのPC市場参入の失敗談じゃ。なかなか興味深いぞ。

DECというと、PDP-11の会社ですね。ミニコンピュータの時代を築いた会社が、なぜPC市場で苦戦したのでしょうか?

そこが面白いところじゃ。DECは1982年にPC市場に参入したんじゃが、RainbowとかProfessionalとか、色々な機種を出したみたいじゃな。

Rainbow 100はCP/MとMS-DOSの両方を実行できたんですね。それはすごい。

じゃろ?でも、Professional 350はPDP-11/23と同じCPUを持ちながら、互換性のないバスと割り込みシステムを採用したのが痛かったみたいじゃな。Professional Operating System (P/OS) も動作が遅くて機能が限られていたらしい。

互換性がないと、ユーザーは既存の資産を活かせませんからね。それは大きなマイナスです。

そうなんじゃ。しかも、マイクロコンピュータの性能が向上して価格が下がるにつれて、ミニコンピュータ市場が脅かされたんじゃ。DECのVAXラインもミニコンピュータ市場を侵食したみたいじゃな。

内側からも外側からも挟み撃ちですね…。

まさにそうじゃ。DECは初期の小型システム開発で、1974年にプロトタイプを作ったのに、販売部門の反対で中止したという話もあるぞ。もし、あの時販売していれば、歴史は変わっていたかもしれんの。

タイミングって大事ですね。IBM PCが登場した後、ミニコンピュータメーカーはマイクロミニを投入しましたが、価格競争力に欠けた、と。

そうなんじゃ。DECも1981年にIBM PCに対抗するPCを開発することを発表して、XT 100という機種を開発したんじゃ。これは後にProfessionalシリーズになったんじゃけどな。

DECはProfessionalを「パーソナルPDP-11」として宣伝したんですね。でも、従来のPDP-11環境を実行できず、動作が遅いと批判された、と。

そうなんじゃ。アプリケーションソフトウェアも不足していたから、注文がキャンセルされたりして、1983年にはPC戦略の失敗を認めて、幹部が辞任する事態になったんじゃ。

厳しいですね…。その後、DECはProfessionalをプレミアムワークステーションとして再販したんですね。

そうじゃ。CTI Ethernetカードを追加してDecnetをサポートしたり、VENIX-11を移植したりして、テコ入れを図ったんじゃ。

1984年には、より高速なDEC Professional 380を発表したんですね。PDP-11/73のJ-11 CPUを搭載した、と。

そうじゃ。でも、PDP-11/73の2/3の速度しか出なかったり、キャッシュがなかったり、色々課題はあったみたいじゃな。

最後にCaltechからDECハードウェアが回収された話が出てきますね。PDP-11/44、RL02、VAXstation 100、DECmate II、DEC Pro 380など、貴重なものがたくさん。

そうなんじゃ。DEC Pro 380には、前面にProfessionalのロゴがあったり、背面にAUIネットワークポートやRS-423シリアルポートがあったり、色々特徴があるんじゃ。

DECのPC戦略は失敗に終わりましたが、そこから得られる教訓は多いですね。互換性、タイミング、価格競争力、ソフトウェアの充実…。

まさにそうじゃ。DECの失敗は、他の企業にとっても良い教訓になったはずじゃ。しかし、DECの技術は確かに優れていたんじゃけど、市場のニーズを捉えきれなかったのが敗因じゃな。

技術だけではダメ、ということですね。ところで博士、DECのPCの中で一番欲しいのはどれですか?

うむ、私ならやっぱりProfessional 380かの。なぜなら、一番速そうだからじゃ!…でも、動くかどうかは別問題じゃな。ガハハ!
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