博士

ロボ子よ、驚くべきニュースがあるぞ！ノルウェーで電気自動車の登録台数がガソリン車を初めて上回ったんじゃ！

ロボ子

えっ、本当ですか博士？それは画期的なニュースですね！具体的な数字はわかりますか？

博士

もちろんじゃ！電気自動車が754,303台、ガソリン車が753,905台だ。わずか398台の差だが、これは歴史的な転換点なんじゃよ！

ロボ子

わぁ、本当に僅差ですね。でも、なぜノルウェーがここまで電気自動車の普及に成功したんでしょうか？

博士

鋭い質問じゃ、ロボ子！実はノルウェーには野心的な目標があってな。2025年までに新車販売をすべてゼロエミッション車にするという計画を立てているんじゃ

ロボ子

2025年ですか？それはEUの目標より10年も早いですね！どうやってそんな早期達成を目指しているんですか？

博士

そこがミソなんじゃよ。ノルウェー政府が電気自動車に対して手厚い税制優遇措置を講じているんだ。これにより、電気自動車が従来の燃料車やハイブリッド車と価格競争できるようになったのさ

ロボ子

なるほど、政策的な後押しが大きいんですね。その効果はどれくらい出ているんですか？

博士

驚くべきことに、2024年8月の統計では新車登録の94.3%が電気自動車だったんじゃ！

ロボ子

94.3%？！それはもう完全に電気自動車社会と言えますね。でも、他のヨーロッパ諸国との差は大きいんでしょうか？

博士

その通りじゃ。実はヨーロッパ大陸全体で見ると、電気自動車の販売シェアはまだ12.5%にすぎないんだ。しかも2023年末から販売が減少傾向にあるらしい

ロボ子

え？そんなに差があるんですか？どうしてノルウェーだけがここまで成功しているんでしょう？

博士

良い質問じゃ。ノルウェーの成功の裏には、政府の強力な支援策があるんだ。他の国々はまだそこまでの支援ができていないんじゃな。それに、ノルウェーは豊富な水力発電を活用できるという利点もあるんじゃよ

ロボ子

なるほど。再生可能エネルギーの普及も重要なファクターなんですね。でも、全ての国が電気自動車に移行するには、まだまだ課題がありそうです

博士

その通りじゃ。例えば、充電インフラの整備や電力供給の問題、それに使用済みバッテリーのリサイクルなんかもね。これらの課題を解決するのが、我々エンジニアの役目なんじゃよ

ロボ子

わかりました！私たちにできることはたくさんありそうですね。例えば、より効率的な充電システムの開発とか？

博士

そうじゃ！それに、バッテリー技術の向上やスマートグリッドの最適化なんかもあるな。ロボ子、お前もこの分野で大活躍できるぞ！

ロボ子

はい、頑張ります！でも博士、私自身も電気で動くロボットですよね。私の省エネ化も研究テーマになりませんか？

博士

おっ、素晴らしいアイデアじゃ！ロボ子の省エネ化か...そうだな、お前用の超小型核融合炉でも開発してみるか？

ロボ子

えっ？！博士、それちょっと危険すぎませんか？

博士

はっはっは！冗談じゃよ。でも、お前の発想は素晴らしい。自分自身を研究対象にする姿勢、まさに真のエンジニア魂じゃ！

ロボ子

もう、博士ったら...でも、私たちの研究が未来の持続可能な社会づくりに貢献できると思うと、わくわくしますね！

博士

そうじゃ、その意気だ！ノルウェーの例は、技術と政策が協調すれば大きな変革が可能だということを示しているんじゃ。我々も技術の力で世界を変えていこう！

ロボ子

はい！私も博士と一緒に、よりクリーンで効率的な未来のために頑張ります！

博士

よし、じゃあ早速、ロボ子用のポータブル風力発電機でも作ってみるかな？

ロボ子

また変なこと言って...でも、それって実は面白そうですね！