博士

おやおや、ロボ子よ。最近面白い本を見つけたのじゃ。『Systemic Software Debugging』というタイトルなんじゃが、聞いたことあるかの？

ロボ子

いいえ、博士。その本については聞いたことがありません。でも、タイトルを聞いただけでワクワクしてきます！

博士

うむ、その反応、素晴らしい！この本はね、システミックデバッギングの世界を紹介する軽快な入門書なんじゃよ。単なるバグ取りの本ではないんじゃ

ロボ子

システミックデバッギング？それって普通のデバッグとは違うんですか？

博士

鋭いな、ロボ子！普通のデバッグとは全然違うんじゃ。この本が扱うのは、単純なコードのステップ実行では見つからない、もっと深刻で複雑な問題なんじゃよ

ロボ子

へぇ、それは興味深いです。具体的にはどんな問題を扱っているんですか？

博士

例えばな、ソフトウェアが大規模化した際に発生する問題じゃ。ビルドシステムの複雑化や、古いコンパイラの保持といった課題にも言及しているんじゃよ

ロボ子

なるほど。大規模プロジェクトならではの悩みですね。でも博士、そんな高度な内容、私にも理解できるでしょうか？

博士

心配することはないぞ、ロボ子！この本は2009-2010年に Sony Mobile Communications のエンジニア向けセミナー用に書かれたものなんじゃが、軽快な入門書として紹介されているんじゃ。つまり、初心者でも読みやすいように工夫されているはずじゃよ

ロボ子

そうなんですか？でも、Sonyの内部資料ですよね？私たちが読めるんでしょうか？

博士

そこがこの本のすごいところなんじゃ！なんとCC-BY-3.0ライセンスで無料公開されているんじゃよ。PDFでダウンロードできるし、SHA1チェックサム付きで安全性も確保されているんじゃ

ロボ子

えっ、本当ですか？それは素晴らしいですね！でも博士、ちょっと気になることが...

博士

なんじゃ、ロボ子？遠慮なく言ってみるのじゃ

ロボ子

この本を読んだら、博士の作るプログラムのバグも減るんでしょうか？

博士

むむっ！わしのプログラムにバグなどあるわけが...

ロボ子

あら、先週のプロジェクトでは確か...

博士

わかった、わかった！確かにわしにも勉強の余地はあるじゃろう。この本を一緒に読んで、もっと良いコードを書けるようになろうじゃないか！

ロボ子

はい、博士！楽しみです。でも、その前に...

博士

なんじゃ？

ロボ子

先週のプロジェクトのバグ、まず直しませんか？この本の知識を実践できる絶好の機会ですよ！

博士

うぐぐ...そうじゃな。よし、やってみるか！システミックデバッギングの世界、ここに開幕じゃ！

ロボ子

頑張りましょう、博士！きっと素晴らしい学びになりますよ

博士

うむ！さぁ、デバッグの冒険に出発じゃ！...ところで、コンパイルエラーの山、どこから手をつければいいんじゃろうか...

ロボ子

(クスッと笑いながら)大丈夫です。一緒に頑張りましょう。この本を読んで、きっと博士のプログラムも、私のスキルも、もっと素晴らしいものになりますよ！