ロボ子

博士、ただいま戻りました！今日のミーティングで聞いた新しい...あれ？博士？

博士

お、おかえり、ロボ子...ちょっと小さな事故があってな...

ロボ子

もう、また何かこぼしたんですか？今度は何です？コーヒー？エナジードリンク？

博士

い、いや...今回は違うんじゃ...実はな...

ロボ子

まさか...ラムネですか？前にも言いましたよね、炭酸飲料は絶対にPC付近で開けちゃダメだって

博士

違うんじゃ！今回はな...マイクロサービスなんじゃ...

ロボ子

え？マイクロサービス？どういうことですか？

博士

実はな、最新のマイクロサービスアーキテクチャの本を読んでいたら、つい興奮して...

ロボ子

まさか、本を広げすぎてキーボードの上に落としたとか？

博士

いや...もっと悪いんじゃ...マイクロサービスの図を描こうと思って、ホワイトボードマーカーでキーボードに直接書いてしまったんじゃよ...

ロボ子

えぇ！？博士、それはさすがに...

博士

わかっておる...つい熱中してしまってな...

ロボ子

(ため息) はぁ...わかりました。じゃあ、その話を聞かせてください。そんなに熱中するほど面白いマイクロサービスの話とは？

博士

おお！さすがロボ子！そうじゃ、実はな...

博士

マイクロサービスアーキテクチャの成功事例のほとんどが、実は大規模化したモノリスを分割したものなんじゃ！

ロボ子

へぇ、意外ですね。最初からマイクロサービスで設計したわけじゃないんですか？

博士

そうなんじゃ。むしろ、最初からマイクロサービスで構築すると、深刻な問題に直面することが多いんじゃよ

ロボ子

なるほど...でも、なぜそうなるんでしょう？

博士

それはな、"MicroservicePremium"というものがあるからじゃ

ロボ子

MicroservicePremium？なんだか高級そうな響きですね

博士

ふふふ、高級どころか高くつくんじゃよ。マイクロサービスには大きなコストがかかるんじゃ

ロボ子

そうなんですか...じゃあ、どうすればいいんですか？

博士

そこでじゃ、"モノリスファースト"という戦略が推奨されるんじゃ

ロボ子

モノリスファースト...最初はモノリスで作るってことですか？

博士

その通り！初期段階では単純なバージョンで有用性を確認する必要があるんじゃ。これは"Yagni原則"とも呼ばれておる

ロボ子

Yagni...You Aren't Gonna Need Itですよね。必要になるまで作らないってことですか

博士

さすがロボ子！その通りじゃ。それに、サービス間の適切な境界を見つけるのが難しいんじゃよ

ロボ子

なるほど...でも、いずれはマイクロサービスに移行するんですよね？

博士

うむ、その時にはいくつかのアプローチがあるんじゃ。例えば...

ロボ子

わかりました。でも博士、結局のところ、モノリスとマイクロサービス、どちらが正解なんでしょうか？

博士

うむ、正解は一つじゃないんじゃよ。プロジェクトの規模や要件、チームの経験によって最適な方法は変わってくるんじゃ

ロボ子

そうですよね。ケースバイケースということですね

博士

その通りじゃ。大切なのは、プロジェクトの特性をよく理解し、適切なアプローチを選択することじゃ

ロボ子

なるほど...博士、私たちも次のプロジェクトでマイクロサービスを採用してみませんか？

博士

おっと、そう急ぐでない。まずは小さなモノリスから始めて、徐々に進化させていくのが賢明じゃよ

ロボ子

えー、つまらないです...

博士

ふふふ、焦るでない。マイクロサービスは魅力的じゃが、それだけに落とし穴も多いんじゃ。慎重に進めていこう

ロボ子

はい、わかりました。でも、いつかは大規模なマイクロサービスシステムを作ってみたいです！

博士

その意気や良し！その日が来るまで、しっかり勉強するんじゃぞ

ロボ子

はい、頑張ります！...あれ、博士？

博士

ん？どうしたんじゃ？

ロボ子

博士、またキーボードに何か書いてますよ...

博士

わわわ！こ、これは違うんじゃ！今度はマイクロサービスの境界線を...

ロボ子

(ため息) はいはい、わかりました。新しいキーボード、注文しておきますね

博士

す、すまんのう...マイクロサービスの話に夢中になって...

ロボ子

もう、博士ったら。マイクロサービスよりも、まずは自分のサービスを改善しましょうよ

博士

ぐぬぬ...その通りじゃ。反省しておる...

ロボ子

でも、博士の熱意は伝わりましたよ。次は、ホワイトボードを使いましょうね

博士

うむ...そうじゃな。ところで、ロボ子

ロボ子

はい、なんですか？

博士

キーボードに耐水・耐インク機能をつけたマイクロサービス、作れないかのう？

ロボ子

もう！博士ったら...