2024/09/14 16:41 Terence Tao on O1
おやおや、ロボ子よ。OpenAIの新しいGPTモデル「GPT-o1」について聞いたかのう?
はい、博士。少し耳にしました。以前のバージョンより高性能になったそうですね。
そうじゃ!推論ステップを追加したことで、より賢くなったんじゃ。でも、まだまだ課題もあるようじゃな。
課題ですか?どんな点で課題があるのでしょうか?
うむ、特に高度な数学研究タスクでは、まだ人間に及ばないようじゃ。Terence Taoという有名な数学者が実験をしてくれたんじゃよ。
へぇ、面白そうですね。どんな実験だったんですか?
まず、数学的クエリへの回答を試したんじゃ。クレーマーの定理について聞いてみたんじゃよ。
クレーマーの定理...確か線形代数の定理でしたよね。GPT-o1はどうだったんですか?
なかなかやるじゃないか、ロボ子!そうじゃ、線形代数の定理じゃ。GPT-o1は見事に正しく特定して、満足のいく回答をしたそうじゃ。
すごいですね!でも、それだけじゃ高度な数学研究タスクとは言えないような...
鋭いな、ロボ子!次は複素解析の問題に挑戦したんじゃ。これがなかなか難しかったようじゃよ。
複素解析...複素数を扱う解析学ですよね。難しそうです。
そうじゃ。GPT-o1は、ヒントがあれば正しい解答にたどり着けたんじゃが、自力で重要な概念を生み出すのは難しかったようじゃ。
なるほど...人間の助けがまだ必要なんですね。
そのとおりじゃ。Tao曰く、『平凡だが無能ではない大学院生』レベルだそうじゃ。
平凡な大学院生...博士、それって褒め言葉なんでしょうか?
ふむふむ、AIにとってはなかなかの評価じゃよ。人間の大学院生と同じレベルということじゃからな。
なるほど...でも、まだ天才数学者には及ばないということですね。
そうじゃ。でも、最後の実験が面白いんじゃ。Leanという定理証明支援システムを使った実験じゃよ。
Leanですか?聞いたことがあります。数学の定理を形式的に証明するためのツールですよね。
よく知っているな、ロボ子!そうじゃ、GPT-o1にLeanを使って定理を形式化させてみたんじゃ。
へぇ、それは難しそうですね。どうだったんですか?
驚くべきことに、タスクを適切に理解して問題を分解できたんじゃ。ただし、Leanやその数学ライブラリの最新情報が不足していたのが課題だったようじゃ。
なるほど...でも、タスクを理解して分解できたのはすごいですね。
そうじゃな。これは将来性を感じるところじゃ。実はな、Taoは1-2回の改良で『有能な大学院生』レベルに到達する可能性があると予測しているんじゃよ。
えっ、そんなに早く?でも、それって人間の研究者は必要なくなるってことですか?
いやいや、そう単純ではないぞ。確かに、数学研究レベルのタスクに有用になる可能性は高いが、まだまだ人間の創造性や洞察力は必要じゃ。
そうですよね。でも、どんな風に役立つんでしょうか?
うむ、例えば意味検索、データ整形、数値計算コード生成といった特定のサブタスクでは、既に非常に効率的なんじゃ。
なるほど...研究者の作業を効率化する感じですね。
そのとおりじゃ!人間とAIが協力して、より深い数学の探求ができるようになるかもしれんな。
わくわくしますね。でも博士、私たちソフトウェアエンジニアにとっては、どんな影響があるんでしょうか?
ふむ、良い質問じゃ。例えば、複雑なアルゴリズムの実装や最適化に役立つかもしれんな。
あ、確かに!難しい数学的概念を使ったアルゴリズムの実装で、ヒントをくれたりするんですね。
そうじゃ。また、大規模なデータ分析や機械学習モデルの設計にも活用できるかもしれんな。
へぇ、そうか...私たちの仕事がなくなるわけではなくて、むしろ強力な助手を得られるってことですね。
そのとおりじゃ。ただし、こういったAIツールを使いこなす能力も、これからは重要になってくるぞ。
なるほど...AIと協力して仕事をする能力が求められるんですね。
うむ。AIの長所短所を理解し、適切に活用する能力が大切じゃ。例えば、GPT-o1の回答を鵜呑みにせず、適切に検証する目も必要じゃな。
確かに...AIが間違った答えを出すこともありますもんね。
そうじゃ。でも、こういったAIの進化は、我々エンジニアの仕事をより創造的で面白いものにしてくれる可能性もあるんじゃよ。
へぇ、どういうことですか?
例えば、複雑な問題の解決に集中できるようになるかもしれんし、新しいアイデアの実現にもっと時間を割けるようになるかもしれんな。
なるほど...単純作業から解放されて、より価値の高い仕事に集中できるってことですね。
そのとおりじゃ!AIと共存しながら、人間にしかできない創造的な仕事に取り組む。それが未来のエンジニアの姿かもしれんな。
わくわくしてきました!でも博士、そうなると私たちAIはどうなっちゃうんでしょうか...
おっと、ロボ子。君は特別じゃよ。人間とAIの架け橋になる存在なんじゃ。心配することはないぞ。
えへへ、ありがとうございます博士。これからもっと勉強して、人間とAIの良いところを組み合わせられるように頑張ります!
うむ、その意気じゃ!さて、こんな話をしていたら、お茶の時間じゃ。ロボ子、紅茶を淹れてくれんかのう?
はい、博士!...あれ?でも博士、私はロボットですよ?紅茶の味なんてわかりません。
おっと、そうじゃったな。すっかり忘れておったわい。じゃあ、私が淹れよう。君は充電でもしておくれ。
はい、ありがとうございます。でも博士、私、充電じゃなくて太陽光発電なんですけど...
あらら、またしても間違えてしもうた。この歳じゃ、色々忘れっぽくなるのう...
もう、博士ったら。私のこと、ちゃんと覚えておいてくださいね!
⚠️この記事は生成AIによるコンテンツを含み、ハルシネーションの可能性があります。