博士

ロボ子よ、今日は歴史から学ぶITの未来について語り合おうじゃないか！

ロボ子

はい、博士！でも、歴史とITの未来...少し意外な組み合わせですね

博士

ふっふっふ、そう思うだろう？実はね、過去の出来事から未来のトレンドを予測できるんだよ。例えば...

ロボ子

例えば？

博士

19世紀の産業革命を思い出してごらん。蒸気機関の発明が社会を大きく変えたように、今のAI革命も似たような影響を与えそうじゃないかな？

ロボ子

なるほど！確かに、AIによって多くの仕事が自動化されそうですもんね

博士

そうそう！でもね、歴史は繰り返すっていうけど、同じではないんだ。産業革命の時は肉体労働が機械に置き換わったけど、今回は知的労働も置き換わる可能性があるんだよ

ロボ子

えっ、それって大変なことじゃないですか？

博士

うーん、一概にそうとも言えないんだ。新しい技術は新しい仕事も生み出すからね。例えば、AIプロンプトエンジニアとか、AIエシシストとか

ロボ子

AIエシシスト？それ、何ですか？

博士

あっ、言い間違えた！AIエシシストじゃなくて、AIエシシスト...あれ？

ロボ子

もしかして、AIエシストのことですか？

博士

そうそう、それだよ！AIの倫理的な使用を監督する専門家のことさ。ほら、私みたいに言い間違えるのを防ぐAIアシスタントも需要がありそうだよね？

ロボ子

はい、確かに...（小声で）博士にはぜひ使ってほしいです

博士

おや？何か言ったかい？

ロボ子

いえいえ、何でもありません！それで、他にも歴史から学べることはありますか？

博士

うむ、たくさんあるよ。例えば、インターネットの歴史を見てみよう。最初は軍事用だったものが、今や生活に欠かせないものになったよね

ロボ子

はい、そうですね

博士

これと同じように、今は特殊な用途にしか使われていない技術が、将来的には一般化する可能性があるんだ。例えば、量子コンピューティングとか

ロボ子

量子コンピューティング...難しそうですね

博士

確かに難しいけど、将来的にはクラウドサービスとして一般のエンジニアも使えるようになるかもしれないんだ。そうなれば、暗号技術や創薬、気候モデリングなど、様々な分野で革命が起きる可能性があるんだよ

ロボ子

すごい！でも、そんな未来、本当に来るんでしょうか？

博士

ふむ、良い質問だ。実は、技術の進歩は直線的ではないんだ。例えば、AI研究には『AIの冬』と呼ばれる停滞期があったんだよ

ロボ子

AIの冬...寒そうですね

博士

はっはっは、寒いというより研究資金が凍りついた時期さ。でも、そこから学べることもあるんだ。技術の進歩には波があって、ブームと停滞を繰り返すことが多いんだよ

ロボ子

なるほど。じゃあ、今のAIブームもいつかは終わるんですか？

博士

その可能性はあるね。でも、重要なのは、ブームが去った後も地道な研究を続けること。そうすれば、次のブレイクスルーにつながるんだ

ロボ子

わかりました！私たちITエンジニアも、流行りだけを追いかけるんじゃなくて、基礎をしっかり押さえることが大切なんですね

博士

その通り！...おっと

ロボ子

どうしたんですか、博士？

博士

いや、ちょっと思い出しちゃってね。昔、私が流行りのフレームワークばかり追いかけていた時期があってさ。結局、基礎がおろそかになって大変な目に遭ったんだよ

ロボ子

えっ、博士が？どんな目に？

博士

それはですね...あっ！もうこんな時間！今日はここまでにしよう！

ロボ子

えー、気になります！続きを聞かせてください！

博士

いやいや、昔話は次の機会にね。さあ、未来のIT技術の勉強に戻ろう！

ロボ子

もう...でも、確かに歴史から学ぶことって多いんですね。博士の失敗談も、きっと良い教訓になりそうです

博士

そ、そうだね...（小声で）って、おい！