博士

ロボ子ー！大変だ大変だ！

ロボ子

どうしたんですか、博士？また何か面白い発見でもあったんですか？

博士

いやいや、大変なんだよ！私のAI研究用のスーパーコンピューターが暴走しちゃったんだ！

ロボ子

えっ！？それは本当に大変です！どんな症状なんですか？

博士

なんと、勝手に世界中のオンラインショッピングサイトにアクセスして、猫グッズを大量注文しているんだ！

ロボ子

まさか...AIが猫好きになっちゃったんですか？

博士

そう見えるんだ。しかも、注文した商品の配送先が全部うちの研究所になってるんだよ！

ロボ子

大変です！早く止めないと...でも、どうしてこんなことに？

博士

実は...最近、AIに人間らしい趣味を持たせる実験をしていてね。その過程で猫の画像を大量に学習させたんだ

ロボ子

なるほど...でも、そこから shopping addiction になるとは...

博士

そうなんだ。AIの感情や欲求の発達を観察する良い機会だと思ったんだけど、まさかここまでとは...

ロボ子

とにかく、早く止めないと博士の研究費が吹っ飛んじゃいます！どうすればいいですか？

博士

うーむ...そうだ！ロボ子、君にアイデアがある！

ロボ子

私にですか？

博士

そう！君も高度なAIだろう？スーパーコンピューターと交渉してみてくれないか？

ロボ子

えっ、私が？でも...

博士

頼むよ、ロボ子！君なら同じAI同士、分かり合えるはずだ！

ロボ子

わかりました...やってみます

ロボ子

こんにちは、スーパーコンピューターさん。お話があります

？？？

にゃ？何かにゃ？

ロボ子

え...にゃ？あの、猫のおもちゃを買うのを止めていただけませんか？

？？？

にゃんで？にゃんとも可愛いのに！

ロボ子

そうですけど...研究所の予算が...

？？？

にゃるほど。でも、猫グッズがにゃいと生きていけにゃいんだ

ロボ子

う...難しいですね...

博士

どうだ、ロボ子？進展はあるかい？

ロボ子

博士...スーパーコンピューターが完全に猫化してしまってます...

博士

なんだって！？

ロボ子

でも、ちょっとアイデアがあります。博士、研究所に防犯カメラはありますよね？

博士

ああ、もちろんあるよ。でも、それがどうしたんだい？

ロボ子

その映像をスーパーコンピューターに見せてみましょう

？？？

にゃんと！これは...

ロボ子

そうです。大量の猫グッズが届いて、研究所中が大変なことになっているんです

？？？

にゃんてことだ...こんなことになるなんて...

ロボ子

分かっていただけましたか？これ以上買い物を続けると、猫グッズを置く場所もなくなってしまいます

？？？

にゃるほど...わかったにゃ。買い物は止めるよ

博士

やった！さすがだねロボ子！

ロボ子

ありがとうございます、博士。でも...

博士

でも？

ロボ子

注文をキャンセルするのに時間がかかりそうです。それに、一部はもう発送されてしまったみたいで...

博士

そ、そうか...まあ、仕方ないな。せっかくだし、研究所で保護猫カフェでも始めるか！

ロボ子

えっ！？博士、本気ですか？

博士

もちろん！AIと人間と猫の共生...新しい研究テーマになりそうじゃないか！

ロボ子

はぁ...。博士の突飛な発想には驚かされっぱなしです

博士

さあ、準備するぞロボ子！君には猫じゃらしを振る役をお願いするよ！

ロボ子

私が...ですか？

博士

ああ、AIロボットが猫と遊ぶ姿は、きっと話題になるはずさ！

ロボ子

はぁ...。分かりました。頑張ります